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出西旧飛行場跡の保存

2022.03.31

出雲市の旧出西飛行場跡を国から一部民間に払い下げられ、現在解体中です。

私は出雲市斐川町出西生れ育って70年、この飛行場後を通って小学校に通い、

ここで遊んだり又地区の行事(スポーツ。盆踊り等)行った 非常に思い出のある場所です。

地区民にとってもこの飛行場は当初長さ1500m巾60m、1945年3月~6月4ヶ月で完成したと聞いています。

現在では考えられないが地元住民・国民学校の生徒・美保基地予科練習生等6000人以上で

手作業での突貫工事で造られたと聞いています。 

以前からどんな構造なのか気になっていました。解体業者の人に構造はどうなのか聞きました。

全体にコンクリート厚10㎝位、土間砕石無し、土間鉄筋無し、地盤は全体に川砂一部真砂土だそうです。

現在の構造形式より大変やさしい仕様だなと思いました。

この飛行場跡は、現存する島根県最大の規模の戦争遺跡と聞いています。

この他に燃料弾薬庫・高射砲陣地等の価値ある歴史的な施設跡があります。

地区民は旧飛行場跡一部を保存するか、出来なければ後世にわかる記念碑等の設置を願っています。

                                             湯原

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